外来通院される患者さんへ
院外処方せんについて
現在、厚生労働省では医薬分業を薦めており、既に多くの病院で院外処方せんへの移行が進んでおります。
当院でも、全ての患者さんに対して原則院外処方せんを発行しております。
院外処方せんとは
調剤されたお薬を病院で受け取るのではなく、かかりつけ薬局(保険薬局)で受け取るための処方せんのことです。
かかりつけ薬局(保険薬局)とは
院外処方せんをもらった場合、保険薬局を自由に選ぶことができます。
薬の使い方や疑問に答え、普段から相談できるのがかかりつけ薬局です。
自宅や勤務先など、ぜひお近くでお探しください。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)と一般名処方について
また、一部のお薬について先発品やジェネリック医薬品(後発医薬品)を患者さんに選んでいただくことができるよう、一般名で処方(一般名処方)しています。
後発医薬品への切り替え、お薬の金額など、詳しくはかかりつけ薬局の薬剤師にご相談ください。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発品の特許がきれた後に製造・販売される医薬品です。
先発品と同じ有効成分を同じ量含んでおり、効果や安全性も同等であることが認められています。
また、より飲みやすくするために形や味に工夫が施されているものもあります。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)のお薬の金額は先発品の6~7割程度となっており、患者さんの負担が減ることも利点のひとつとして挙げられます。
一般名処方とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)の特徴として、1つの成分に対していろいろな銘柄のお薬が製造・販売されているという点が挙げられます。
一般名処方とは製薬会社ごとの銘柄を指定するのではなく、成分の一般名が処方せんに記載された処方せんのことを言います。
これにより、有効成分が同一である医薬品が複数(先発品やジェネリック医薬品)ある場合も、薬剤師と相談のうえ患者さん自身がお薬を選ぶことができます。
入院される患者さんへ
入院中に安全に治療を行うために、普段服用しているお薬の内容を薬剤師が確認いたします。
お持ちいただくもの
現在使用中のお薬
- 当院のお薬(入院される診療科のお薬、その他の診療科のお薬)
- 他の病院のお薬
※ お薬だけ持参するのではなく、薬袋と一緒にお持ちください。
※ 現在使用していないお薬は、家に置いてきてください。
お薬手帳
お薬説明書
以上が必要です、ご入院の際には忘れずにお持ちください。