A2病棟の紹介
診療科
呼吸器内科・耳鼻咽喉科・小児科・小児外科・総合診療科
看護の特殊性
耳鼻咽喉科
9割以上が手術を目的として入院しており、クリニカルパスを使用しています。
主な疾患は扁桃炎、副鼻腔炎、耳下腺、顎下腺、中耳炎などで、化学療法・放射線療法を行っている患者さんもいます。
呼吸器内科
肺炎の患者さんが多く、肺がんや慢性閉塞性肺疾患等の基礎疾患を持つ方も少なくありません。
また、HOTやバイパップ導入を目的に入院する患者さんもいます。
入院患者の9割が80歳を超えており、急性期治療とともにADLの維持を図ることが看護師の重要な役割です。
小児科
肺炎、気管支炎、喘息発作、扁桃炎、熱性痙攣など呼吸器感染症が約7割、その他に細菌性・ウイルス性胃腸炎や要隔離感染症、紫斑病などの患者さんが多く入院しています。
小児外科
鼠経ヘルニア、臍ヘルニア、虫垂炎、包茎等の手術が行われています。
総合診療科
糖尿病、不明熱、食欲不振等の精査、治療を行っています。
ひな祭り間近な日の申し送り風景
多職種との退院支援カンファランス風景
A3病棟の紹介
診療科
泌尿器科、婦人科
看護の特殊性
泌尿器科
腎、副腎、腎盂、尿管、膀胱、尿道及び男性生殖器の疾患(腫瘍、炎症、閉塞、結石、先天性異常等)の治療を行っています。
保存的治療としては化学療法、放射線療法、ホルモン療法、免疫療法、手術療法として行ってる主なものは腫瘍の摘出や各種尿路変更術、経尿道的内視鏡手術などです。
婦人科
女性生殖器疾患の手術目的で入院する患者さんが多いです。悪性腫瘍に対する化学療法も行われています。
患者さんのライフスタイルや発達段階に応じた関わりやプライバシーへの配慮が求められます。
泌尿器科医師との
カンファレンスを兼ねた申し送り
婦人科手術後の快適な生活のために
~個別退院指導~
A5病棟の紹介
診療科
血液内科
看護の特殊性
急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、再生不良性貧血が入院患者さんの主な疾患で、化学療法や輸血療法を中心とした治療を行っています。化学療法後は汎血球減少状態にあることから、医療者だけでなく患者さんとともに、感染予防対策を行っています。
悪性疾患であることや治療経過が長くなること、クリーンルーム等の閉鎖的な環境で過ごすことから、患者さんのストレスは大きく精神的なサポートも重要です。
退院支援カンファレンス
クリーンルーム
B3病棟の紹介
診療科
外科、眼科、皮膚科、救急ベッド
看護の特殊性
外科
最も多いのは消化器系の手術目的で入院する患者さんです。全身麻酔で行う手術の4割程度は悪性疾患で、手術療法の他に、手術後の補助療法(化学療法、放射線療法)を行っています。人工肛門造設や乳房切除などボディイメージの変化をきたす患者さんも多く、精神的な支援やセルフケアに向けた指導が看護師の重要な役割となっています。また、手術後再発して終末期を迎える患者さんには、多職種チームで協働しながら緩和ケアを行っています。
眼科
ほとんどが白内障手術を目的として入院する患者さんです。
皮膚科
帯状疱疹、蜂窩織炎などの感染症の他に、重症褥瘡などの治療を行っています。
他職種合同カンファランス
乳房切除術後の計測
B4病棟の紹介
診療科
脳神経外科、消化器内科
看護の特殊性
脳神経外科
くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、慢性硬膜下出血など脳神経疾患全般を対象としており、急性期から回復期の看護を行っています。
意識障害により、自分から訴えることができない患者さんが多いため、適切な観察を行い異常を早期に見極める知識が求められます。
日常生活に援助が必要な患者さんに対しては、リハビリスタッフと協力しながらADLの拡大に向けた取り組みを行っています。
消化器内科
食道疾患、胃・十二指腸疾患、小腸・大腸疾患、肝・胆・膵疾患の患者さんが入院しており、診断や術前検査を目的として行う内視鏡やX線透視検査の他、内視鏡手術を行っています。
午後の情報交換
夜勤への管理申し送り
B5病棟の紹介
診療科
整形外科、循環器内科
看護の特殊性
整形外科
手術を目的として入院する患者さんが8割以上で、そのほとんどがクリニカルパスを使用しています。
大腿骨頚部骨折については地域連携パスを運用しています。
入院患者の約5割が75歳以上の後期高齢者であり、周手術期の看護とともに認知症高齢患者の事故防止やADLの拡大を医療チームとして協働しながら行っています。
循環器内科
心臓疾患(うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、不整脈による意識消失など)の治療や精査を目的に入院する患者さんが多く、約7割が緊急入院です。
心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー植え込み、カテーテルアブレーションを行っています。
ピクトグラムで安静度を説明
心電図12誘導
産科ケア病棟の紹介
診療科
産科
看護の特殊性
産科単科病棟であり、ハイリスク妊産婦の集中管理や希望に沿った分娩対応ができる体制を整えています。
分娩室・褥室の他に新生児室・新生児治療室が同フロアにあるため、小児科とも連携しながら母子一貫した看護を提供しています。
また、アドバンス助産師を中心として助産師外来や母乳外来を運営しており、自宅での育児に自信が持てるようにサポートをしています。
お腹の中の赤ちゃんの心音を確認中
出生直後の赤ちゃんへのケア
緩和ケア病棟
診療科
緩和ケア
看護の特殊性
がん終末期の患者さんとその家族の生活の質改善を目的とし、様々な専門職やボランティアがチームとしてケアを提供しています。
看護は「患者さんの自律を尊重する」「希望を支える」という視点を持ち、プライマリーナーシングをとっています。
残された諸機能を使い1日1日を懸命に生きる患者さんに寄り添うことの大切さを感じながら、日々看護しています。
朝礼〜体操の様子
ラウンジにベッドを出して春祭り